肌の炎症を抑えてくれるカレンデュラって?


最近カレンデュラオイルやクリーム、カレンデュラティーなどが注目されていますが、カレンデュラはどんなハーブなのでしょうか?このページでは、肌の万能薬とも呼ばれる「カレンデュラ」についてご紹介します。

カレンデュラとは


カレンデュラはポットマリーゴールドとも呼ばれる、キク科のハーブです。聖母マリアが名前の由来になっていて、聖母マリアの祭日に咲いていたことから、「聖母マリアの黄金の花」という意味をこめてつけられたそうです。また、「カレンデュラ」という名前は、ラテン語で「何か月も続く」という意味があります。長く咲くという特徴からこの名前がついたそうです。

マリーゴールドと似ていますが、マリーゴールドは観賞用の花の名前のようです。原産地はエジプトや南ヨーロッパで、特にヨーロッパでは古くから薬用・食用として利用されていました。最近ではアトピー性皮膚炎にも効果があることで、今注目の薬用ハーブです。

カレンデュラの効果


カレンデュラは、肌はもちろん身体へも効果のあるハーブです。

肌への効果

・保湿効果
・日焼け、火傷の改善
・かゆみ、炎症の改善
・粘膜の修復
・瘢痕形成作用(傷痕を消す働き)

身体への効果

・抗菌作用
・消炎作用
・抗ウイルス作用
・防腐作用
・収斂作用
・発汗作用
・解熱作用
・口内炎の改善
・月経不順の改善
・PMSの改善
・更年期症状の緩和

1種類の植物でもたくさんの効能が期待できるなんて驚きですよね!
これだけの効果を得られるのは、カレンデュラに含まれるカロテノイドやフラボノイドといった色素が関係しているようです。成分の細かい内容はちょっと難しいのですが、植物が紫外線から身を守る為につくった抗酸化物質がカロテノイドなどの色素であり、それを肌に塗ったり、体内に吸収することで粘膜の保護や炎症を抑える働きがあるようです。

安心して使える自然な成分なので、昔から赤ちゃんの乳児湿疹おむつかぶれにも、使われてきました。

また、身体への効果としても、抗菌作用だけでなく、ママたちの悩みも解決してくれる効果が盛り込まれています。紅茶もぜひ試してみたいものです。

カレンデュラ配合のスキンケアを使用するときの注意


カレンデュラに含まれている成分が持っている、様々な効果をご紹介しましたが、全ての人に効果があるという訳ではありませんし、使用感の好みもあるかと思います。

カレンデュラは、見た目はとても色鮮やかな花です。しかし、ハーブの強い香りがします。お母さんたちが想像しているようなフローラルなものではなく、薬っぽい香りなので、まずその匂いが苦手な方は要注意です。私は、残念ながらこの香りが苦手でした…

また、先ほどカレンデュラの効果は色素の成分によるものだという説明をしましたが、カレンデュラオイルは色が濃いのも特徴です。緑っぽい濃い茶色をしています。服についてしまうと、色が付いてしまうことが多い為、使用するときは注意が必要です。

肌や身体にさまざまな効果を発揮してくれるカレンデュラですが、匂いや色の面で、赤ちゃんに気軽に使うには注意が必要かもしれません。

カレンデュラ配合のおすすめのスキンケア


カレンデュラ配合のオイルやクリームは様々な種類があります。しかし、やはり匂いが強かったり、伸びが悪くて赤ちゃんには使いづらいものが多い中、メルシーケアは無添加・無香料のカレンデュラのエキスが配合された薬用ベビーローションです。
ベビーローションには珍しい化粧水もあるので、家族みんなで使うこともできます。

さらにこのメルシーケア、カレンデュラエキスは配合されていますが、無香料なだけでなく無臭です。ハーブの独特の香りが苦手な方には、かなり嬉しいポイントではないでしょうか?

通販サイトの口コミを見てみると、乾燥だけでなく、乳児湿疹おむつかぶれが良くなったというコメントも多く見受けられました。これも、カレンデュラの効果が発揮されているということでしょうか。また、赤ちゃんだけにでなく、お母さん自身の肌荒れに効果があったというものもありました。

メルシーケアの口コミや詳細が気になる方は、こちらからご覧ください。

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