赤ちゃんのスキンケアには保湿が重要だとは分かっていても、情報が多く迷ってしまうママたちも多いのではないでしょうか?
特に、乳液タイプのベビーローションは種類が多く、どれが1番保湿をできて、使い心地が良いのか分からないですよね。
私自身も、どのローションの保湿効果が1番すぐれているのかを知りたかったので、実験を行いました!
実験方法
使うものはこちらです。
いちごってとてもみずみずしいですよね。そんな潤いたっぷりのいちごの断面に、ベビーローションを塗って1日置くことにしました。
いちごの潤いを保つことができるベビーローションであれば、代謝が良く、皮膚の薄い赤ちゃんの乾燥している肌もしっかり保湿してくれるのではないでしょうか?
また、断面にぬることで、ベビーローションのみの保湿力を比べることができます!
まずは、比較した7種類のベビーローションを紹介いたします。
Curel ローション
¥1,404(税込)/220ml
角質層にふくまれる成分「セラミド」に着目した、乾燥性敏感肌の為の化粧品の乳液です。
無香料、無着色、アルコールフリーに加えて、肌に優しい弱酸性になっています。
セラミドをはじめとしたうるおい成分で、しっかり水分を保つことができるのかが気になりますね。
使用感…軽めのローションですが、潤い成分の為か、塗ったあとしばらくベタついていました。
アロベビー ミルクローション
¥2,484(税込)/150ml
通販サイトでも上位にランクインしている人気のベビーローションです。
99%天然由来成分でできているそうで、ホホバオイル・シアバターが赤ちゃんの肌をやさしく包んでくれます。
オーガニック製品の全てが肌に優しいという訳ではありませんが、いちごは傷まないかもしれません。
天然由来の保湿効果が気になりますね。
使用感…硬めのローションで、少しクリームのような印象があります。わずかではありますが、香りがするのは気になりますね。
メルシーケア 薬用カレンデュラミルク
¥1,944/150ml
口コミで現在人気が広がってきているベビーヘルスケアブランドのスキンケアシリーズです。
カレンデュラというハーブが配合されています。
このハーブには、皮膚の粘膜を保護して炎症を和らげる効果があり、皮膚のガードマンとも呼ばれています。
また、保湿力のあるセラミドとヒアルロン酸を配合して、肌を優しく包んでくれます。
使用感…非常に軽いつけ心地ですが、塗った直後からしっとりとします。伸びも良いので使いやすそうです。
アイクレオ ベビーモイスチャーローション
¥1,799(税込)/120g
粉ミルクのブランドから出ている無香料・無着色で、パラベン無配合の、赤ちゃんの肌にも優しいスキンケアローションです。
こちらのスキンケアシリーズは、「胎脂」という、赤ちゃんがお腹の中にいるときに赤ちゃん肌を包み、保護している成分に着目しています。
胎脂に似た成分を配合することで、赤ちゃんの肌を守ってくれるようです
また、シアバターも配合されている為、しっかりと保湿をしてくれるのではないでしょうか。
使用感…みずみずしい軽いつけ心地で、肌に塗ったあともさらっとしていました。
ママ&キッズ ベビーミルキーローション
¥1,944(税込)/150ml
低刺激処方にこだわった赤ちゃんとママのスキンケアブランドです。
こちらも通販サイトで上位にランクインしています。
無香料・無着色で、弱酸性、パラベン・アルコール無添加・鉱物脂無添加など、産まれたばかりの赤ちゃんにも使えるよう処方がなされています。
ママのおなかの羊水に含まれる8種類のアミノ酸と、胎脂に近い成分である「ベビーズエマルジョン」が配合されているそうです。
使用感…比較的軽いつけ心地で、塗っただけではあまり保湿力を感じられませんでした。
NOV Ⅲ ミルキーローション
¥4,320/80ml
臨床皮膚医学に基づいている、敏感肌の為にうまれたスキンケアブランドです。
それぞれの肌の悩みに合わせて、シリーズを出している点も特徴です。
今回実験するのは、肌荒れ・乾燥に悩む敏感肌向けのNOVⅢシリーズ。こちらは皮膚のバリア機能に着目して作られています。
無香料・無着色で低刺激性なのはもちろん、酵母発酵で作られた保湿成分も配合されています。
お値段は高いですが、口コミも人気なので、保湿力は期待できるのではないでしょうか?
使用感…思っていたよりもさっぱりとしたぬり心地で、よく伸びます。夏のような乾燥がひどくない季節におすすめです。
マドンナ ベビーローション
¥1,512/100ml
オーガニックスキンケアブランドの、ベビーローションです。
アロエベラ葉水をベースに、日本に馴染みのある天然の馬油とシアバターを配合しています。
また、成分の90%が天然由来でできており、生後0ヶ月から使用することができます。
無香料・無着色、パラベンフリーで、敏感な肌にも安心してお使い頂けます。
使用感…馬油やシアバターを使っている割にはさらっとした使い心地でした。しっかりフタをしてくれるのではないでしょうか?
それでは、実験を開始しましょう。
いちごの断面にベビーローションをそれぞれ塗って、放置します。
24時間放置したものがこちらです。
商品によって結果はさまざまのようですね!
まずは何も塗っていない状態のもの。
中心部は果肉も厚みがあり、水分量が多いためあまり乾燥は目立ちません。
しかし、外側へいくにつれて乾燥が進み、果肉の密度が減って、皮の部分は萎れてしまいました。
水分を逃がさない為にも、保湿がいかに重要かわかりますね。
赤ちゃんの肌は乾燥しやすいので、ベビーローションを塗って外側部分が乾燥しているかに重点を置いてみていきましょう。
アイクレオは塗った直後に果汁と分離していましたが、断面に膜ができてツヤツヤした印象です。
しかし、外側部分を見てみると、皮がしおれてしまっています。
何もつけていない時ほどではありませんが、あまり保湿力が高いとは言えないでしょう。
キュレルも白っぽい厚めの膜ができています。
こちらも内側は潤っていますが、外側へ行くにつれて乾燥して今にも萎れそうです。
アイクレオよりは保湿力がありそうですね。
マドンナはほぼ乾燥しきってしまいました。
断面を覆っていた膜も乾燥し始めて、いちごの筋が浮き上がってしまっています。
保湿はオイルだけでは高い効果がないとうことでしょうか?
ママ&キッズは、潤いを保っているように見えますね。
果肉部分は今までの3種類に比べて非常に潤っているのではないでしょうか?
しかし、やはり外側は乾燥して萎れてしまっていますね。
また、いちごが部分的に黒ずんでしまっているのも気になります。
NOVⅢは今までの中で1番みずみずしいのではないでしょうか?
しかし、よく見ると外側が変色して黒ずんでしまっています。
保湿が続いてみずみずしいのではなく、いちごがから何かしらの汁が出ているようです…
他と違い、乾燥しづらい内側部分が乾燥している点から見ても、あまり保湿力は高くないのではないでしょうか。
アロベビーだけは、白い膜ができていました。
他のベビーローションとは違い、クリームに近かった為か、しっかり断面をカバーしていますね。
肌にフタをする、保護するという面ではオススメなのではないでしょうか?
しかし、やはりこちらも皮の部分は乾燥してしまって萎れています。
どのベビーローションも、いちごの皮まで保湿をするのは難しいのでは、と思っていたところ、
メルシーケアで驚きの結果を得ることができました!
綺麗な薄い膜で断面が包まれています。
さらに、皮の部分もしっかり保湿されていて、萎れていません!また、果肉の色の変化や、汁が出ているようなこともありませんでした。
そして何より、7種類の中で最もベビーローションを塗る前に近い状態で保湿されているのです。
これだけ新鮮な状態のまま、保湿もできるベビーローションはなかなか無いのではないでしょうか?
実験の結果、メルシーケア 薬用カレンデュラミルクが最も保湿力があるベビーローションであるという結果になりました。
楽天やamazonでも購入ができるので、他のママたちの口コミも参考にしてみてくださいね。
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