沐浴剤・入浴剤おすすめ商品比較

沐浴剤とは

「赤ちゃんの為の入浴剤」です。使い方は入浴剤のようにお湯に溶かして使います。
1番の特徴は、沐浴剤を入れたお湯で、身体を綺麗にすることができるということです。
沐浴剤には、洗浄力は低いですが、洗浄成分が含まれています。石鹸と違い、肌に残ると肌荒れの原因にはならない為、最後のすすぎやあがり湯の必要がありません。

出産直後でまだ体力が無いママや、新米パパの初めての沐浴を助けてくれる心強いアイテムです。
沐浴剤は必要ないという意見ももちろんあります。しかし、石鹸やシャンプーを使用すると、泡が赤ちゃんの目に入ってしまう、ヌルつきがある為赤ちゃんが手から滑ってしまうという危険があります。
短時間で安全に赤ちゃんの身体を綺麗にする為には、ぜひ使用をおすすめしたいアイテムです。

さらに、夏場など汗をかきやすい季節は、1日2回沐浴に入れることもあります。
赤ちゃんの肌は清潔に保つことで、将来的に健康な肌にしてあげることが出きる為、こまめな沐浴は大切です。
回数が増えた場合も、沐浴剤があればお手軽に赤ちゃんの身体を清潔にしてあげることができますよ。

基本的に沐浴剤は沐浴をする生後1ヶ月~1ヶ月半の間のみ使用するご家庭が多いようです。
ご家庭によっては沐浴剤が余ってしまうこともあるかもしれません。しかし、その場合は入浴剤としても使用することができますよ。

人気の沐浴剤・入浴剤5選

最近は沐浴剤にもさまざまな種類があります。
保湿成分はもちろん、アルコールフリー等、肌に優しいものであるかも気になるのではないでしょうか?
このページでは、人気の沐浴剤5種類を、コストパフォーマンス、保湿成分、安全性をもとに比較・紹介しています。

丹平製薬 アトピタ 薬用入浴剤



¥1400(税抜)/500ml
肌トラブルの原因となる、肌の水分・油分不足に着目してつくられています。
炭酸水素ナトリウムが赤ちゃんの肌を綺麗にしてくれます。また、生まれたてのしっとり肌に着目し、潤い補給成分ラノリン脂肪酸コレステリル:保湿剤が配合されています。
無香料・天然色素使用・防腐剤無添加の低刺激処方がされており、アレルギーテストも行われており、乳児湿疹に悩むママたちからの高評価の口コミも多く見受けました。
肌荒れを防止してくれるヨモギエキスが入っていますが、その影響でお湯の色は緑と茶色の間のような色をしています。また、ヨモギの香りが強い為、匂いが気になるママは気を付けた方が良いですね。

ヴェレダ カレンドラ ベビーバスミルク



¥2200(税抜)/200ml
人気のオーガニック化粧品ブランドのベビー用入浴剤です。抗炎症作用のあるカレンデュラが配合されています。
塩化ナトリウム(塩)が含まれており、洗浄成分とされていますが、洗浄能力はほとんど期待できません。
天然由来の成分が多く含まれており、無着色ですが、香料が入っている点が気になります。
また、ハーブを使用している為、独特の香りがします。好き嫌いが別れるので、使用の前にお試しすることをおすすめします。
カレンデュラの効果で湿疹や炎症が良くなったとの声もありますが、入浴剤が溶けにくく、使いにくいとの声もありました。

ピジョン ベビー沐浴料



¥600(税抜)/500ml
老舗ベビーブランドが出している沐浴剤。
オリーブ油等に多く含まれる成分とアルコールで作られた、オレイン酸グリセリルという天然の界面活性剤が赤ちゃんの肌を洗浄してくれます。
白い液体タイプで、赤ちゃんの胎脂に近い保湿成分ピジョンベビーリピッドが配合されています。
オレンジ油が配合されており、赤ちゃんをやさしいオレンジの香りが包んでくれます。
弱酸性・無着色・パラベンフリーですが、保存料として安息香酸ナトリウムが含まれている点が気になりますね。

花王 キュレル 入浴剤



¥745(税抜)/420ml
敏感肌の為の入浴剤です。潤浸保湿セラミド機能成分とユーカリエキスが配合されており、乾燥肌や敏感肌に潤いを与えてくれます。
白い液体タイプで、赤ちゃんも使用できる弱酸性、無着色、エチルアルコール無添加、アレルギーテストも実施済み。
しかし、完全に無添加ではなく、無害とされていますが、アルコールが含まれている点が気になりますね。
また、こちらは入浴剤である為、沐浴剤と違い洗浄力はありません。
皮脂の分泌が減少する生後3ヶ月以降や、空気が乾燥し始める秋~冬の使用がおすすめですよ。

持田ヘルスケア スキナベーブ



¥2150(税抜)/500ml
発売から40年以上経った現在も人気の沐浴剤。
実際にママたちが赤ちゃんの頃に使用されている方も多いようで、実家でおすすめされる方も多いようです。
ステアリン酸ソルビタンという低刺激の非イオン性界面活性剤が肌を洗浄してくれます。
白い液体タイプで、無着色・ノンアルコールで低刺激性ですが、香料が含まれている点は気になります。
こちらは昔からありますが洗浄力が低いようで、乳児湿疹が良くならないので最終的に石鹸も一緒に使用することになった、という口コミが他の製品よりも多いようでした。

気になる沐浴剤・入浴剤はありましたか?
お風呂はママと赤ちゃんの大切なリラックスタイム。
短時間で済ませる必要はありますが、沐浴剤があれば短い時間でも余裕をもってスキンシップをとることができますよ。

沐浴剤を使用するときの注意点

沐浴剤はママの負担を減らしてくれる大切なアイテムです。
しかし、気を付けなければいけないこともあります。

赤ちゃんは生後3ヶ月頃までは皮脂の分泌が盛んに行われています。しかし、毛穴が小さい為、毛穴に皮脂がつまってしまうことが多いのです。
沐浴剤は洗浄成分が含まれていますが、やはり石鹸と比べるとその洗浄力は低いです。
沐浴剤を使用して、少したってから乳児湿疹ができた場合は、洗浄が足りていない可能性があります。
皮脂が少ないことはもちろんですが、皮脂が多いことも肌荒れの原因に繋がるので、赤ちゃんの肌の状態や季節に合わせて石鹸やシャンプーを併用しましょう。

また、沐浴剤はすすぎをせずに済む為、赤ちゃんの肌に保湿成分が残ってくれます。しかし、保湿効果はとても高い訳ではないので、沐浴の後もしっかりとスキンケアをしてあげる必要があります。

特に、赤ちゃんは代謝が良いた為、皮膚から水分が蒸発しやすいです。お風呂の後もローションタイプのベビーローションで赤ちゃんの肌に水分を与えてから保湿をすることで、赤ちゃんの肌をより良くしてあげることができますよ♪

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