アトピー性皮膚炎ってすごい乾燥している肌と違いはある?

A. 乾燥肌はアトピー性皮膚炎の原因です。

アトピー性皮膚炎と乾燥肌の症状は似ている

この二つは、肌がカサカサとしている、痒みがあるといった共通点があります。
また、乳児湿疹を発症している場合、すぐにはアトピー性皮膚炎との区別をつけることは難しいです。
しかし、乾燥肌は紫外線や乾燥した空気によるものであり、アトピーはアレルギー症状が皮膚にあらわれて症状のことを指します。

乾燥肌からアトピーに繋がることも

赤ちゃんが乾燥肌であれば、しっかりと保湿をしてあげればすぐに症状は改善します。
しかし、乾燥肌を放置してしまうと、そのままアトピー性皮膚炎と繋がる可能性もあります。
それは、乾燥肌になると肌のバリア機能を低下させる為なのです。
肌が乾燥すると、肌の内部で外敵からバリアをする機能を持つ角質層が崩れてしまいます。
そこでアレルギー物質が肌に触れることで、アレルギーを発症し、アトピーになってしまうことがあるのです。

両方に共通しているのは保湿すること

低下してしまった肌のバリア機能は、肌に水分を与え、保湿をしてあげることでケアしてあげることができます。
角質層まで水分を浸透させ、肌を刺激から守る為にクリームでカバーをして、肌内部のバリア機能を戻しながら、外部の刺激から守ってあげること大切なのです。

乾燥肌は、一時的なものと思われることもあります。しかし、赤ちゃんの場合は乾燥した時のケアが、将来的な肌質も決めてしまいます。

ミルクタイプのベビーローションを使っているけどすぐカサカサしてしまう場合は、ウォータータイプの保湿剤を使って肌の内部まで潤いをあげることをおすすめします。

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