A.本当です。
アレルゲンは肌からも侵入する
アレルギーと言えば食品由来のものを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
食品由来となれば、アレルゲンは口から侵入して発症するというイメージが強いと思われがちです。
しかし、アレルゲンは乾燥してバリア機能が低下した肌からも侵入するのです。
水分が補給されていて、潤いのある肌は、内部で角質層がレンガのように積み重なっています。
レンガのように積み重なることで、角質層は肌をバリアする役割を発揮してくれます。このバリア機能のおかげで、肌への異物の侵入を防いでくれるのです。
ところが、肌が乾燥していると、肌内部で壁となってくれている角質層が崩れてしまいます。
すると、バリア機能が低下し、崩れた隙間から花粉などの小さなアレルゲンが侵入してしまうのです。
小さなお子さんに多くみられるアレルギーとして、アトピー性皮膚炎があります。
アトピー性皮膚炎は肌の乾燥によって発症リスクが高まります。さらに、アトピー性皮膚炎を発症するとアレルギーマーチといって、年齢とともに症状を変えながらアレルギーを発症してしまうのです。
少しの乾燥やちょっとした乳児湿疹だから、、と放置せずに、肌にしっかりと水分を与えて、保水と保湿をすることで、アレルギー発症だけでなく、将来的なアレルギーも予防することができるのです。
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