保湿ケアのポイント

うるうるすべすべに見える赤ちゃんの肌は、実は水分も油分も大人に比べてとても少ない状態です。
丁寧なスキンケアをすることで、つらい乾燥乳児湿疹アトピーから赤ちゃんを守りましょう。

なんで保湿が必要なの?

肌の奥の角質層からは常に水分が蒸発しています。本来は汗や皮脂でできた皮脂膜が水分の蒸発を防ぐ役割を果たします、赤ちゃんの肌は未発達で大人に比べて皮脂も少ないため、水分が蒸発しやすく乾燥しやすい状態です。
そのため、皮脂膜の代わりとなる油分の多いベビーローション、ベビーミルク、ベビーオイルなどの保湿剤でフタをして水分の蒸発を防ぎましょう。

保湿ケアのポイント

1.まずは、「保水」ケアで肌がうるおし、次に塗る保湿剤や軟膏の有効成分が浸透しやすい状態をつくりましょう。

2.「保水」ケアができたら、次に「保湿」アイテム(油分の多いベビーローション、ベビーミルク、ベビーオイル)で与えた水分を角質層に留めましょう。
すり込んだり、こすったりすると摩擦が起きて肌に負担がかかってしまうので、伸びの良い保湿剤でゆっくりやさしく塗りましょう。マッサージをするような感覚で赤ちゃんに声をかけながら行うと、脳の発達も促せるのでおすすめです。

おすすめの保湿アイテム5選

赤ちゃんの保湿アイテムは数多くありますが、保水と違ってフタをする量があれば十分なので、特に多くつける必要はありません。ただ、固かったりべたつきがあると肌に負担をかけてしまったり、赤ちゃんが嫌がることもあるので、なるべく伸びが良く、塗ったあとのベタベタ感の少ないものがおすすめです。

1.メルシーケア 薬用カレンデュラミルク


    
さらっとしていて塗りやすいのに、しっかり保湿するとのことで人気のベビーミルクです。塗った後もベタベタしないので、すぐに洋服を着せられるというのも人気の理由。乾燥肌の人に不足している水分保持機能のある「セラミド」が与えた水分をしっかり蓄えます。

2.APクリーム


    
水分を多く含んでいるので、クリームなのに伸びの良さは抜群。塗りやすさにこだわり、特殊製法によってふんわり軽いタッチですっと伸びる、今までにないクリームです。パラベンなどの防腐剤も排除することで、肌の負担が少なくしました。

3.ヴェレダ カレンドラベビーミルクローション


    
保湿・保護・肌あれ防止効果に優れ、ヨーロッパでは敏感肌のケアに長年用いられてきたカレンドラエキス配合。肌に潤いを与え、きめ細やかな肌に整えます。軽く柔らかなつけ心地で、べたつきの少ない使用感が使いやすいと評判です。

4.アロベビー ミルクローション


    
楽天やAmazonでも人気のミルクローションです。安心の天然由来成分が、お肌をしっかりうるおします。また、ローションの伸びが良いため、ベビーマッサージにもおすすめです。

5.ママアンドキッズ ベビーミルキーローション


    
ママのおなかの中の羊水に含まれる8種のうるおいアミノ酸が、赤ちゃんの肌にやさしくうるおいを与え、胎脂に近い成分ベビーズエマルジョンが肌のバリア機能をサポートします。サラッとなじんでべたつかず、なめらかな使い心地です。

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